米モバイル決済企業Squareは11月25日(現地時間)、米フィンテック企業Credit Karmaから、その税務事業である「Credit Karma Tax」を買収することで合意したと発表した。買収総額は5000万ドル(約52億円)。

 Credit Karma Taxは、無料の税申告サービス。直近の申告シーズンには、200万人以上のユーザーがこのサービスを使って納税申告書を処理した。

 Squareはその機能を、米国で提供している送金アプリ「Cash App」に統合する計画だ。Cash Appは、P2Pの支払い、キャッシュカード、預金、株式やビットコインの投資などの機能を持つアプリ。第3四半期に同アプリが生み出した粗利益は3億8500万ドル、6月時点のMAUは3000万人以上だった。

 Credit Karmaは2007年創業のサンフランシスコに拠点を置く非公開企業。昨年2月に米Intuitが同社を71億ドルで買収すると発表したが、IntuitのTurboTaxがCredit Karma Taxと競合するため、司法省が独禁法に抵触するとして提訴していた。Credit Karmaが税務事業をSquareに売却することでIntuitは司法省と和解し、買収完了に近づいた。