米Twitterが、ソーシャルPodcastサービスを手掛ける米Breakerを買収した。Breakerが1月4日(現地時間)、公式ブログで発表した。買収総額などの取引の詳細は公表されていない。iOSおよびAndroidで提供中のアプリは、15日に各アプリストアから削除する予定だ。

 Breakerは2016年創業の、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く非公開企業。アプリはRSSのようなPodcastアプリではなく、エピソードへのコメントやいいねをつけ、コミュニティを形成するソーシャルなアプリだ。

 共同創業者のエリック・ベルリンCEOは、ソーシャル広告企業140 Proofを立ち上げた後、SoundCloudやInstacartのエンジニアを経てBreakerを設立した。2014年にオープンソースコミュニティの貢献者に与えられる「Ruby Hero Award」を獲得している。リア・カルバーCTO(最高技術責任者)は、ケビン・ローズ氏などとソーシャルWebサービスのPownceを立ち上げ、Pownceを買収したSix Apart、Medium、Dropboxを経てBreakerを設立した。

 カルバー氏の告知ツイートのスレッドで、同氏が「Twitter Spaces」のチームに参加することが分かった。Twitter Spacesは、現在一部のユーザーでテスト中の音声チャットルームサービスだ。

 この買収はいわゆるacquihire(才能ある従業員の獲得を目的に企業を買収すること)で、Spotify、Google、Amazon.comなどと同様にPodcastサービスに参入するわけではないようだ。

 Breakerはユーザーに対し、OPMLのエクスポート先としてApple、Spotify、Sticher、Overcast、Pocket Casts、Castro、Google Podcastを推奨している。