米Twitterは2月9日(現地時間)、2020年第4四半期(10〜12月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比28%増の12億8900万ドル、純利益は87%増の2億2200万ドル(1株当たり28セント、非GAAPベースでは38セント)だった。主力の広告事業が好調で、売上高は四半期ベースで過去最高を記録した。mDAU(広告を閲覧した、収益につながる日間アクティブユーザー数)は新型コロナウイルス感染症による“巣ごもり需要”で前年比26%増加し、増加速度は鈍化したものの、過去最高の1億9200万人になった。

 売上高、純利益ともにアナリスト予測(11億9000万ドル、31セント)を上回ったが、mDAUは予測の1億9350万人にわずかに届かなかった。

 広告の売上高は前年比31%増の11億5000万ドルと好調だった。ダイレクトレスポンス広告の1つ、モバイルアプリケーションプロモーション(MAP)サービスからの売り上げが前年比で50%増加したという。

 ジャック・ドーシーCEOは業績発表後の電話会見で、「2020年の主な出来事(コロナ禍や米大統領選などを指す)では信頼性を強化し、人々の安全を保つよう尽力した。誰の個人アカウントより明らかに大きいプラットフォームというものがあるのだ」とドナルド・トランプ米大統領(当時)のアカウントを削除したことに触れた。

 2021年については、主に製品開発や研究のために従業員を20%以上増やし、新たなデータセンターも開設するため、年間総コストが25%以上増加すると予想する。一方、新型コロナのパンデミックが改善され、米Appleが間もなくスタートする予定の「iOS 14」でのプライバシー関連の更新の影響が少ないとすれば、総売上高は総コストを上回るとしている。

 同社は、1月末までの「平均絶対DAU」増加率は過去4年間の平均を上回ったと語った。

 うわさされている有料化については、サブスクリプションサービスのテストは行っているが、来年までに正式版になる見込みはないと語った