ソニーは2月18日、最大で300m先の物体を15cm単位で測定できるセンサーを開発したと発表した。自動車の運転支援・自動運転システムに使われる測位技術「LiDAR」用のセンサーで、-40〜125度の温度でも安定して動作するため、悪天候などの環境下でも使えるという。

 測位したい物体に光を照射し、反射光が戻ってくるまでの時間を基に距離を測る「dToF方式」で測位する。弱い光を検出できる「SPAD画素」で反射光を検出することで、測定精度を向上させた。

 測定した時間をデータに変換するコンバーターも独自開発。センサーと併用することで、自動運転中にクルマが周囲の状況をリアルタイムに認識しながら走行する仕組みを実現できるという。

 ソニーは新しいセンサーを搭載したLiDARも評価用として開発済み。顧客やパートナー企業への提供を進めている。