インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月7日、法人向けのモバイル通信サービスの定額プラン「IIJモバイルサービス/タイプI」で、本体組み込み型のSIMカード「eSIM」を8日から提供すると発表した。従来の物理的なSIMカードと併用し、契約中のデータ通信量を複数回線で共有できるパケットシェアや閉域接続にも対応する。

 eSIM提供プランの料金は3200円(10GB)から。初期費用3000円とSIMの基本費用として200円が別途必要だ。

 eSIMでは通信に必要な契約情報をQRコードなどで読み込むことで、契約者情報をリモートで電子的に書き込めるSIMカード。従来の物理的なSIMカードとは異なり、SIMカードの抜き差しを必要としない。SIMカードの郵送が不要で、破損や盗難、紛失のリスクがないのが特徴。在庫管理が不要となるため事業者側にもメリットがある。

 eSIMの活用を巡っては、総務省は2020年10月、事業者間の乗り換えを円滑化するための施策の一つとしてeSIMの促進を盛り込んだアクションプランを公表していた。