ソニーは、竹やリサイクルペーパーなどを原料にした、強度・耐久性の高い紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を開発し、6月9日に発表したワイヤレスヘッドフォン「WF-1000XM4」のパッケージに採用したと発表した。リサイクル可能な紙素材として、今後も商品パッケージに使っていく。

 短期間で成長する竹とさとうきび、市場で回収したリサイクルペーパーを原料にした素材。ブレンドの比率を変えることでさまざまな形を作れるという。

 竹は、中国・貴州の3つの山で栽培しているものに限定し、パンダの餌の竹とは異なる種類を採用。必要な分だけ伐採し、竹山全体を持続可能な育成サイクルにすることで、自然への影響を軽減しているという。

 さとうきびは、砂糖を作る過程で残る搾りかすを使用。タイ・ナコーンサワン半径100km圏内の畑で栽培されたさとうきびの搾りかすのみを使う。

 オリジナルブレンドマテリアルと同じ素材を使ったパッケージの生産地で市場回収したリサイクルペーパーも活用。3つの素材を組み合わせることで強度をもたせた。

 エンボス加工もできるため、インクを使わずに文字を入れられる。同社は無着色で商品のパッケージに活用し、分別なしでそのままリサイクルに出せるようにした。