米国のスタートアップ企業Neeva社は6月29日(現地時間)、広告が表示されない検索エンジン「Neeva」の提供を米国で始めた。月額制で、価格は4.95ドル(約550円)。PC向けには各種Webブラウザに対応した拡張機能として、スマートフォン向けにはブラウザ機能を搭載したiOSアプリとして提供する。

 PC向けの拡張機能は「Google Chorome」「Firefox」「Brave」「Microsoft Edge」「Safari」といったWebブラウザに対応。ユーザーの行動履歴を追跡するトラッカーを自動でブロックする機能や、外部のメールやチャットサービスのアカウントと連携することで、これらをエンジン内で起動できる機能をPC・アプリ共通で搭載する。ウィジェットによく読むサイトを登録することも可能という。

 ユーザーが検索した内容に応じて、事前にパートナーシップを結んだWebサイトなどが提供する記事から、調べたい事柄に近いと思われるコンテンツを優先して表示する機能も備える。リリース時点ではブログ投稿サイト「Medium」や“知恵袋”型サイト「Quora」などと契約済みで、Neevaは表示されたコンテンツを作成したクリエイターに収益の20%を分割して支払うという。

 Neeva社のスリダー・ラマスワミCEOは「(ユーザーから直接集金することで)広告主ではなく、ユーザー自身のニーズを優先したサービスを提供できる」としている。今後や旅行サイトやニュースサイトなどともパートナーシップを結んでいくという。