クリエイター専門の人材紹介を手掛けるユウクリ(東京都渋谷区)は6月27日、Web/グラフィック系クリエイターの平均年収に関する調査結果を発表した。雇用形態別で見ると、「正社員、契約社員」(n=174)は「300〜400万円未満」と「400〜500万円未満」がそれぞれ25.3%を占めた。回答者の年代は30代(39.1%)が最も多かった。

 「派遣、パート・アルバイト」(n=55)では「300〜400万円未満」が38.2%、「200〜250万円未満」が27.3%となった。年代は40代(37.9%)が最も多かった。「フリーランス、個人事業主」(n=124)では「200〜250万円未満」が30.6%、「500〜600万円未満」(15.3%)となった。年代は40代(41.2%)が最多を占めた。

 年収についての満足度を聞くと、全体の8.9%が「満足」、31.2%が「やや満足」となり、満足していると回答したのは計40.1%にとどまる。雇用形態別で見ると、「正社員、契約社員」で満足と回答したのは計34.2%で最も低く、満足度が高かったのは「派遣、パート・アルバイト」で計57.1%だった。

 正社員・契約社員の満足度が低い要因について、ユウクリは「属性が30〜40代クリエイターが73%を占めるのに対し、年収額は500万円以上の項目の割合が少ない」と指摘。一方、派遣社員などの満足度が高い理由には、21年4月に法改正された同一労働同一賃金で待遇も改善されたことが一因にあると分析している。

 この調査は、クリエイティブ業界で働くクリエイター411人を対象に、Webで実施した。調査期間は4月18日〜5月18日。クリエイターの内訳はグラフィックデザイナー、アートディレクター、UI/UXデザイナー、Webデザイナー、Webディレクター、コーダー、エンジニア、マーケター、経営者など。