成長が続くSaaS市場。ベンダー側も事業拡大に向け、人材の獲得を進めている。一方、転職を検討する側からすると、テレワークの浸透もあって、会社の雰囲気をつかみにくくなっているのが実情だ。

 そこで本連載では、SaaS企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。転職先の雰囲気を把握したい人に向け、経営陣からエンジニア、管理部門まで、さまざまな社員がどんな環境で働いているかをチェックする。今回は、2018年に上場し、勤怠管理や経費精算といった機能をまとめたSaaSを提供するチームスピリットで働く人のデスク周りを探る。

目次

・経営陣のデスクをチェック

・ITエンジニアのデスクをチェック

・セールス部門のデスクをチェック

・マーケ・事業企画のデスクをチェック

・管理部門のデスクをチェック

●経営陣のデスクをチェック

山下康文CFOのデスク環境

本人コメント

所属部署・役職:戦略企画室 / コーポレートDiv. 執行役員CFO

 リモートとオフィスは6:4ぐらいの割合です。自宅ではスタンディングデスクで机の高さを変えたり、モニターアームでモニターの位置を動かしたり、姿勢が固まらないようにしながら仕事をしています。気分転換にリビングで仕事をする日もあります。アーロンチェアはオーバーホールしてメンテナンスしながら20年近く使っています。

菅原義智執行役員のデスク環境

本人コメント

所属部署・役職:ソリューションセールス&サービス Div. 執行役員

 1年ほど前にリモートワーク用に自宅の一室に設置した環境です。現在の出社頻度は週2〜3回です。

 ユーザー接点の3つの部門(営業、プロフェッショナルサービス、カスタマーサクセス)を担当し、社内、ユーザー、パートナーとのオンラインミーティングで多用しています。

 椅子は長時間座っても疲れない椅子をということで、Herman Millerでアーロンチェアを調達。テーブルも同時に新調しました。

●ITエンジニアの机をチェック

プロダクトマネージャー・二宮直己さんのデスク環境

本人コメント

所属部署:サービスディベロップメントDiv. 「TeamSpirit EX」Product Management Team

 大企業向けERPフロントウェアSaaSのプロダクトマネージャーをしています。気分や状況によって自室やリビングなど場所を変えて仕事ができるようにしています。そのためサブディスプレイにはポータブルモニターを愛用しています。

 MacBookとケーブル一本繋ぐだけで使えるかつ、使わない時はしまっておけるので便利です。最近は、紙を業務では一切使わなくなりました。読書やメモ書きも全てクラウド上のツールで行うようにしています。

QAエンジニア・中西努さんのデスク環境

本人コメント

所属部署:サービスディベロップメントDiv. 「TeamSpirit」QAチーム

 TeamSpirit製品のQAエンジニアをしています。プロダクトの詳細設計書や開発計画を見ながら、テスト方針を考えたり、実際にプロダクトの検証を行ったりしています。

 プロダクトの詳細設計書やテストドキュメントを開きながら、作業することが多いため、23.8インチのディスプレイを2つ使用して、作業をしています。ノートPCはSlackを常時確認するために使用しています。

 腰への負担軽減のため、ゲーミングチェアと「ゆらこ」(ストレッチ器具)を併用しています。今は腰痛が発生しなくなり、快適に業務ができています。背面に本棚を置き、技術書がいつでも見れるようなレイアウトにしました。

テクニカルサポート・手島健志さんのデスク環境

本人コメント

所属部署・役職:サービスディベロップメントDiv. テクニカルサポートチーム テクニカルサポートエンジニアマネージャー

 テクニカルサポートではカスタマ―サクセス部門からの問い合わせ内容、ユーザーの設定状況、データ状況など複数情報を一括で参照する必要がある為、メインディスプレイのHP34インチカーブディスプレイに2画面表示とMacBookディスプレイの合わせて3画面で対応しています。

 やることリストはSlackブックマークを活用していますが、達成感を感じる為にあえて付箋と付箋貼りも用意してアナログ管理も可能にしております。

 「Amazon EchoShow 5」 + Spotifyで気分が乗らない時にお気に入りの音楽を再生できるのは在宅勤務の強みですね。

エンジニアマネージャー・Zin Ye Htikeさんのデスク環境

本人コメント

所属部署・役職:サービスディベロップメントDiv. 「TeamSpirit EX」エンジニアリングチーム サブリーダー(シンガポール拠点で勤務)

 自宅ではスタンディングデスクに外部モニターを2台設置しています。27インチの4Kモニター2台で十分な面積を確保できるため、ノートPCは通常、縦置きのラップトップスタンドに置いています。1画面はコミュニケーションアプリやリファレンス専用で、メイン画面はコードエディターや作業中やレビュー中のドキュメントを表示するのが一般的です。

 タブレットは、会議のスケジュールを確認したり、設計の検討事項を書き出したりするのに使っています。

 打ち合わせの時間が多いので、Webカメラも用意しました。机の上が散らからないように、モニターはモニターアームに取り付け、通常のテーブルランプの代わりにスクリーンバーを使っています。

●セールス部門の机をチェック

ソリューションセールス・梅崎愛さんのデスク環境

本人コメント

所属部署:ソリューションセールス&サービス Div. ミッドマーケットソリューションセールスチーム

 普段は訪問も多い外勤営業ですが、コロナ禍の商談はほぼ全てオンラインがベースです。全社在宅勤務になってすぐ、デスクを新調しました。

 Web会議が続くと半日以上座りっぱなしになってしまうことも多いため、プレゼンや話す時間が長い時はスタンディング、集中して資料作成やメールを書きたい時は座るスタイルと、用途を分けています。

 リラックスのため、良い匂いのハンドクリームと推しの卓上カレンダーも飾っています。

カスタマ―サクセス・山崎竜太さんのデスク環境

本人コメント

所属部署:ソリューションセールス&サービス Div. カスタマーサクセスチーム

 カスタマーサクセスチームにて、ユーザーからの問い合わせの対応や、FAQ等のコンテンツ作成、メール配信等の業務を主に担当しています。

 もともと、肩こり・眼精疲労・腰痛に悩まされていたため、「体の負担が少ないデスク」をテーマに機材を揃えました。

 主な作業はメインディスプレイで行い、PC側でSlackのチェックやミーティング時のサブ画面で行うことで作業効率の向上と、首や肩の負担の軽減になっています(もう一台のPCは私物のため業務中はBGM再生用)。

 デスクはいま流行りの電動昇降式で、気分を変えたいときにスタンディングで仕事をしていますが、9割は座っています。自分の思い通りのデスクを作ることで、自分だけの空間を作り、業務に集中できるかつ快適な環境を目指しています。

●マーケ・事業企画の机をチェック

マーケター・片山亮さんのデスク環境

本人コメント

所属部署・役職:戦略企画室マーケティングチーム マネージャー

 「TeamSpirit」のマーケティングを担当。リモートワーク中心だったため思い切って部屋を改装しました。窓へ足を投げ出す「縁側」のようなイメージで、小上がりに琉球畳を敷き、外に見える風景見ながら仕事をしています。とにかくデスクはシンプルに。

 快適に仕事ができるよう、植物を置いたり、アロマグッズや会社から頂いたサーモマグは必需品。病的なまでのトラックボール好きで、米Kensingtonのマウスは同じものを二度買いするほど。

事業企画・三谷健太さんのデスク環境

本人コメント

所属部署・役職:戦略企画室「TeamSpirit EX」ビジネスユニット マネージャー

 2021年春に正式販売を始めた大企業向けプロダクト「TeamSpirit EX」のプロダクト事業企画を担当しています。営業やマーケティング、開発部門など各事業部門との連携が多いため、社内コミュニケーションのメインチャネルであるSlackやTeamsは独立したモニター(iPad Proを外部モニターとして利用)で常時投影し、作業スペースをウルトラワイドモニターで確保しております。

 コロナ禍以前より名古屋でリモートワークをしており、できるだけストレスがかからないよう、キーボードやパームレスト、トラックパッドの位置、モニターや椅子の高さには気を使っています(天然木のパームレストがお気に入り)。

●管理部門の机をチェック

営業事務・橋本桃子さんのデスク環境

本人コメント

所属部署・役職:コーポレートDiv. セールスオペレーションチーム セールスオペレーション

 SO(セールスオペレーション)チームで、TeamSpiritの受注などに関する業務を行っています。引っ越す際に、食事などの生活スペースと分けた、在宅勤務用のスペースを作れるような物件がいいなと思い物件選びをしました。机を買わなかったので物が増えなかったこと、作業スペースが広くとれるところが気に入っています。あり合わせのもので作ったので、照明や収納など、これからカスタマイズしていくことも楽しみです。