イーロン・マスク氏が、自身の経営する米Teslaの株式、約69億ドル相当を売却することが、米証券取引委員会(SEC)に提出された8月9日付の6件の文書(リンク先は「関連リンク」に記載)から明らかになった。同氏は米Twitterの約440億ドルでの買収に合意した後、それを撤回しようとして現在Twitterと係争中だ。

 これに気づいたTeslaの株主、ソーヤー・メリット氏の「マスクさん、株を売却したんですか?」というメンション付きツイートに対し、マスク氏は「はい。Twitterが例の取引を強引に完了させ、かつ一部の株主パートナーが合意に至らない場合(そうならないことを望むが)、Tesla株の緊急売却を避けることが重要だ」とリプライし、この売却がTwiter買収とかかわることを認めた。

 マスク氏は4月にもTesla株を84億ドル相当分売却した。その際、「今後はTesla株を売却する計画はない」とツイートしていた。

 マスク氏は、Twitterが偽アカウントの数を正しく伝えずに「だまして」売却しようとしたとして契約を撤回しようとし、Twitterはそれを否定して同氏を提訴した。マスク氏も反訴しており、両者が和解に至らない場合、10月17日に裁判が始まる見込みだ。