米Googleは8月11日(現地時間)、Google検索の結果表示の複数の改善について説明した。

「強調スニペット」の「MUM」による改善

 「強調スニペット」とは、「ユーザーの探している情報が見つけやすくなると判断された場合に表示され、実際にリンクをクリックしたときの内容やページに関する説明を見ることがで」(Googleヘルプより)きる検索結果。標準形式と異なり、ページの内容をまとめた「スニペット」がトップに表示される。

 この強調スニペットの表示を検索アルゴリズム「MUM」(Multitask Unified Model)で改善した。MUMは、複雑な疑問に「専門家のように答えられる」ことを目指す検索アルゴリズムで、日本語を含む75の言語と多数のタスクでトレーニングされている。

 例えば、従来は「エイブラハム・リンカーンがスヌーピーに暗殺されたのはいつ?」と検索すると、(リンカーンを暗殺したのはスヌーピーではないにもかかわらず)リンカーンが暗殺された日付の強調スニペットが表示されてしまっていたが、MUMでシステムをトレーニングすることで、こうした不適切な表示が40%削減できたとしている。

「この検索結果について」の日本語などでの表示を年内に開始

 「About this result」は、3月にβテストについて発表した検索結果のコンテキストを確認できるカードだ。現在は英語版のGoogle.comの検索結果で表示されるが、これを年内に日本語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、オランダ語、スペイン語、インドネシア語でもリリースする。

 About this resultは、検索結果のURLの右端に表示される縦[…]をクリックすると表示される。

 この他、やはり3月に発表した、速報に「この結果はすぐに変わる可能性があります」というラベルを付ける取り組みを拡大していることや、誤情報についての教育プログラムの実施についても説明している。