今週、ツクモグループの公式リリースとして「つくもたん」の契約とキャンペーン展開の終了が正式に告知された。

●2009年9月から11年間、自作PC街を彩る

 ツクモ各店の売り場には、まだつくもたんのイラストが各所に見られたが、「手作業になりますが少しずつ切り替えていくと思います」(TSUKUMO eX.)という。イラスト付きクリアファイルの配布などを行う予定はもうない。

 知らせを受け、パソコンSHOPアークの入り口にあるホワイトボードには、同店キャラのアク子とつくもたんが並んだイラストが掲げられた。同店は「店舗が残ってキャラが姿を消すというパターンは初めてですね。ショップキャラとしても目立つ存在でしたよね。お疲れさまといいたいです」と話していた。

 つくもたんが登場したのは2009年9月8日に行われたLGA1156対応Core iシリーズの深夜販売の時だ。その直後に売り出されたWindows 7では自作応援キャラとして「窓辺ななみ」が登場し、ブランドのキャラ化が加速した他、前述のアク子やオリオスペック公認キャラのオリオさんなど、ショップ由来のキャラクター展開も盛り上がりを見せていた。

 オリオスペックは「その前からギガバイ子ちゃんなどはいましたが、今ほどの盛り上がりではなかったですね。たぶん10年前と今では店内POPやメーカーのノベルティーグッズの様子もかなり違っていると思います。そう考えると、やっぱり10年ってひと昔ですよね」としみじみ語っていた。

 続いて、再編が進むショップの姿を追った。

●10月3日にドスパラ統合店舗が誕生!――ツクモ&ドスパラの再編

 キャラとは別に、秋葉原地区のPCパーツショップの再編も進んでいる。

 ツクモグループは2020年1月にオープンした「ツクモ秋葉原駅前店」を8月末に閉店し、改装のために休業していたツクモDOS/Vパソコン館を「ツクモパソコン本店リユース館」として9月9日にオープンさせた。系列店のあるスタッフは「新型コロナの影響で、いろいろな再編案が加速した感がありますね」と語る。

 また、ドスパラ各店も向こう1カ月で店舗を再編する。上海問屋フロアと中古買い取り/サポートフロアを有するドスパラ秋葉原別館を9月13日に閉じ、ドスパラ秋葉原本店に統合。本店1階(パソコンフロア)と2階(PCパーツフロア)の営業を続けながら、9月25日から5階に中古買い取り/サポートフロアを開き、10月3日には3階に上海問屋フロアを再オープンする予定だ。

 秋葉原地区のドスパラ各店の再編成は2017年10月から約3年ぶりとなる。