年末年始は、人気パーツの一部が枯渇気味になるとの懸念が以前から広がっている。今週は中でも入手困難と言われ続けてきた「Ryzen 9 5900X」が、ある程度の数量で再入荷するショップが複数見られた。

●厳しいのはRyzen 7/9とRadeon RX 6000、GeForce RTX 3080

 入荷ショップはいずれも「いきなり入ってきましたね」と口をそろえる。ただし、需要を満たして潤沢化するほどの数量ではない様子だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「20個入荷しました。が、週明けまで……いや、日曜日まで持たないかもしれません」と話していた。

 また、グラフィックスカードは、先週に引き続きRadeon RX 6900 XTやRX 6800搭載モデルの在庫は複数店で少数ずつながら確認できたが、RX 6800 XTモデルはほとんど見かけないなかった。パソコンSHOPアークは「全体的に枯渇していますが、価格的にRX 6900 XTがかすかに買いやすいかも、というぐらいです。いずれも型番指定ではなく、GPU単位で在庫を見る必要がありますね」という。

 一方で、GeForce RTX 3080搭載カードの品薄傾向も徐々に深刻化している。あるショップは「一時期の回復傾向と比べると、本当にモノがなくなっていますね。再入荷はそれなりですが、需要が盛り上がっていて取り合いになっている感じです」と率直な感想を伝える。

 コロナ禍により「年末年始の大々的なセールは控えようと思っています」(某ショップ)との声も聞かれるが、営業自体は例年通りのスタンスで実施するPCパーツショップが多い。年末年始に大物パーツの購入を検討しているなら、各店のTwitterなどで在庫状況をチェックして来店するのが得策のようだ。

●1台100円でHDDが破壊できる「黒歴史最終処分場。」サービス開始

 東京ラジオデパート地下1階にあるジャンクショップ「秋葉原最終処分場。」が、今週からHDD破壊サービス「黒歴史最終処分場。」の提供を始めた。日東造機のHDD破壊装置「Crush Box DB-60PRO」を使い、2.5/3.5インチHDDが手軽に物理破壊できる。価格は1台あたり100円(税込み)だ。

 同店は「今ちょうど専用の棚を設置しているところですが、HDDを入れるところまでは我々がやって、スタートボタンはお客さまに押してもらいます。その後は処分も受け付けますが、記念にお持ち帰りいただくこともできます」という。

 実際に1台のHDDの破壊を注文してスタートボタンを押してみると、ものの数秒でくいがドライブに刺さり圧迫破壊された。

 Crush Box DB-60PROは、スマホやZIPメディアなどの破壊も対応しているが、サービスとしてはHDDのみとなる。SSDに関しては「もしかしたら専用の破壊装置を導入して対応するかもしれないですが、今のところは対象外としています」という。

 “黒歴史”を破壊した人には、もれなく専用のクリアファイルがプレゼントされる。HDDの処理に頭を悩ましている人は検討してみてはいかがだろう。