NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は1月19日、13.3型モバイルノートPC「LAVIE Pro Mobile」の2021年春モデルを発表した。最上位モデルを除く2モデルは1月21日に、最上位モデルは3月中旬に販売を開始する予定で、最小構成(最下位モデル)想定販売価格は店頭販売モデルが19万4800円前後(税別、以下同)、直販モデル「LAVIE Direct PM」が18万5000円前後となる。

【訂正:19時】一部モデルの発売時期について、NECPCから訂正の連絡がありました。それに伴い、記事の一部を訂正しました

●新モデルの概要

 2021年春モデルは、2020年夏モデルをベースにCPUを第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)に置き換えたモデルだ。店頭販売モデルは、「PM950/BA」「PM750/BA」「PM550/BA」の3種類が用意される。ボディーカラーはPM950/BAがネイビーブルーのみで、その他2モデルがネイビーブルー、クラシックボルドー、フレアゴールドの3つから選べる。想定販売価格は、PM550/BAが19万4800円戦後、PM750/BAが22万4800円程度、PM950/BAが24万9800円程度となる。

 CPUはPM950/BAとPM750/BAがCore i7-1165G7(1.2G/2.8G〜4.7G/4.1GHz、4コア8スレッド)、PM550/BAがCore i5-1135G7(900M/2.4G〜4.2G/3.8GHz、4コア8スレッド)となる。メインメモリはLPDDR4X規格のデュアルチャネル構成で、容量はPM950/BAが16GB、PM750/BAとPM550/BAが8GBとなる。ストレージは全モデル共に512GBのSSD(PCI Express接続)だ。OSはWindows 10 Home(64bit)をプリインストールし、Office Home & Business 2019のライセンスも付属する。

 ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の13.3型IPS液晶で、PM950/BAとPM750/BAについては電子プライバシーフィルターを備えている。ディスプレイ上部には赤外線(IR)撮影機能を一体化した92万画素Webカメラを搭載しており、Windows Helloの顔認証に対応する。

 スピーカーやマイクは2020年夏モデルと同等のスペックだが、ヤマハ製の音響システム「AudioEngine」をバージョンアップしている。新バージョンでは「ミーティングモード」を本体のイヤフォン/マイクコンボジャックにつないだヘッドフォンでも有効化できるようになった他、通話相手の音声の音量を均一化する機能も備えた。

 ポート類は、左側面にUSB 3.0 Type-C端子、USB 3.1 Type-C端子、microSDスロットを、右側面にイヤフォン/マイクコンボジャック、USB 3.1 Type-A端子とHDMI出力端子を備える。USB 3.0 Type-C端子はUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力とDisplayPortによる映像出力を兼ねる。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応している。MAMORIO(マモリオ)との提携により、Bluetoothを利用した紛失防止機能も備える。この機能は有効化してから2年間は無償利用可能で、有償で3年目以降も利用可能だ(年額500円程度になる見込み)。

 PM950/BAについては国内の主要キャリアのネットワークに対応するLTE通信モジュールも内蔵しており、本体背面にnanoSIMスロットを用意している。

 バッテリー駆動時間(JEITA 2.0)はPM950/BAとPM750/BAが約20時間、PM550/BAが約24時間となる。本体重量はPM950/BAが約972g、PM750/BAが約955g、PM550/BAが約889gだ。

●直販専用モデル「LAVIE Direct PM(X)」

 LAVIE Pro Mobileの直販モデルには、今回の新モデルをベースとする「LAVIE Direct PM」と、別のハードウェアをベースとする「LAVIE Direct PM(X)」も用意される。

 LAVIE Direct PM(X)は2019年10月に発売されたモデルをベースに、以下のポイントが強化されている。

・CPUをCore i5-10210U(1.6G〜4.2GHz、4コア8スレッド)に変更

・メインメモリを最大16GBに変更(8GBモデルも引き続き用意)

・最大1TBのSSDを搭載可能に

・無線LANモジュールをWi-Fi 6対応に変更

・Webカメラを顔認証対応(赤外線撮影ユニット搭載)に変更

・バッテリー駆動時間(JEITA 2.0)が最大約17.5時間に(旧モデルは約16時間)