先週から一週間が経過し、とりわけ棚の空きが目立つようになったのはグラフィックスカードだ。年末からGeForce RTX 3080搭載カードはほとんど流通しておらず、「ごくたまに1〜2台入荷しても即日売り切れます」(ドスパラ秋葉原本店)といった状況だという。

●RTX 3070は何とかありますが価格がRTX 3080に近づいちゃいました

 次に在庫を見かけないのがGeForce RTX 3060 Tiだ。供給不足にマイニングブームや供給不足なども重なったのが要因と見られるが、TSUKUMO eX.は「4〜5万円クラスのGeForceを探している人が多くて、とにかくモノがありません。底値でわずかに残っていたRTX 2070/2060シリーズも払底しました」という。

 また、パソコンSHOPアークは「GTX 1650より上は、RTX 3090を除いてだいたいピンチですね。マイニングが理由かもしれないですし、それ以外の要因かもしれません。なにぶんモノが入ってこないから、そのあたりも見えにくいんですよね」と語っていた。

 そうした中で、比較的多くの在庫を見かけるのはRTX 3070搭載カードだ。29日夕方時点で売り切れのショップはなく、点数や量の違いはあれど、どこもラインアップを残していた。その理由をあるショップはこう解説する。

 「暗号資産のレートが下がり、マインニングの対象から外れた感があるのが1つ。複数のメーカーが値上げして、(年末時点の)RTX 3080搭載カードがもうちょっとで買えるくらいの価格感になったのが1つ。後は新製品の投入や再入荷が、上下のモデルと比べればまだマシということじゃないですかね」

 実際、各ショップのGeForceの価格表を見ると、RTX 3090の下がRTX 3070になり、その下がGTX 1660 SUPERというパターンをよく見かけた。4〜5万円クラスのカードはかなり買いにくい状況といえる。

 続いて、スマッシュヒットの新製品を見ていく。

●Lian-LiのアドレサブルRGBデバイス向けケーブルキットがヒット!

 今週も複数の新製品が登場しているが、アクセサリー類ではLian-Liのケーブルキット「UF-EX」が一部ショップで売り切れになるほど好調に売れていた。価格は2000円弱(税込み)だ。

 同社製のアドレサブルRGBパーツに対応したキットで、マザーボードのPWMコネクターから分岐し、3ピンとデイジーチェーン対応の4ピンコネクターが同時に使えるケーブルと、ファンLED用の延長ケーブル、ライトバー用の延長ケーブルなど5種類が2本ずつセットになっている。

 TSUKUMO eX.は「バラバラに制御していた同社のアドレサブルRGBパーツをひとまとめにできたり、一部のマザーボードでプラグが合わなかったりしたのがフォローできたりもします。縁の下の力持ち的な製品ですが、意外と需要がありますね」と話していた。