サムスンから登場したのは「980 PRO」シリーズの2TBモデル「MZ-V8P2T0B/IT」だ。2020年10月に登場した1TB/500GB/250GBモデルに遅れて登場したシリーズ最大容量で、シーケンシャル読み出しは毎秒最大7000MB、同書き込みは毎秒最大5100MBとなる。価格は4万8000円前後(税込み、以下同)だ。

●「980 PRO」2TBとCorsair「MP600 CORE」2TB&4TBがデビュー

 入荷したTSUKUMO eX.は「(980 PROと同じく読み出し毎秒最大7000MBをうたう)Western Digitalの『WD_BLACK SN850』は初回から2TBが登場していたので、980 PROもようやくという感じですね。ブートドライブを大容量化させたり、ストレージをM.2に絞ったりする構成も増えているので、順調に売れていて驚きはない感じですね」と淡々と話していた。

 また、Corsairからも PCIe 4.0接続の「MP600 CORE」シリーズが登場している。ラインアップは4TBと2TBで、価格は順に7万8000円前後と3万8000円前後だ。高速モデルや水冷モデルもそろえる「MP600」グループのエントリーシリーズで、4TBモデルの速度はシーケンシャル読み出しで毎秒最大4950MB、書き込みで毎秒最大3950MBとなる。

 パソコンSHOPアークは「M.2スロットはSATAより少ないので、多少高くなってもゼロSATAでいきたいという人には大容量は魅力です。2TBを中心に売れていきそうですね」と話していた。

 ただし、3カ月前の高速&大容量SSD人気の勢いは若干落ち着いてきたとの声も聞く。あるショップは「最初にコア層が飛びついてある程度満たされたのと、今はCPUやグラフィックスカード不足でPCが組みにくい側面もあるでしょうね」という。真に一般化するのは、PCパーツ全体の流通が回復した後のことかもしれない。

●ファンまでオールアドレサブルなCorsair製の水冷ユニットが登場

 Corsairからは簡易水冷キットも登場している。「iCUE ELITE CAPELLIX」シリーズで、ラジエーターのサイズ別に360mmと280mm、240mmモデルが用意される。価格は順に2万6000円前後と2万5000円弱、2万2000円前後だ。

 iCUE ELITE CAPELLIXは、2018年12月に登場した「RGB PLATINUM」シリーズと同じく、ラジエーターファンまでアドレサブルRGBを内蔵しており、水枕のLEDは16個から33個に増えている。さらに、水枕のLEDライトの露出を増やした付け替えキャップも付属しており、ビジュアル面でも存在感のある仕様になっている。

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「Corsairの“派手に光る系水冷”の新定番になるでしょうね。RGB PLATINUMも人気でしたし、その流れを継いでくれると思います」と評価していた。

●Antecが5インチベイ搭載の静音ケース「P10 FLEX」を投入

 PCケースでは、Antecからミドルタワーモデル「P10 FLEX」が登場している。価格は1万2000円弱だ。

 前面のドアと上部、左右両側面に防音パネルを採用した静音タイプのケースで、前面上部には5インチオープンベイを1基搭載する。汎用(はんよう)ファンも多く、12cmタイプを前面に3基と背面に1基組み込んでいる他、下段の電源ベイルームの上部に追加できる1基が付属している。

 TSUKUMO eX.は「エアフローと静音性を重視する人にうってつけのケースだと思います。そして、何より5インチベイですね。根強いニーズがあるので、それを目的で選ぶ人もいらっしゃるかなと」と評価していた。

 ただし、1万円強のクラスはライバルが多いとのこと。「ちょっと気合いを入れてケースを選ぶ価格帯ですからね。静音タイプでいえば、Fractal Designの『Define R5』(1万2000円強)やクーラーマスターの『SILENCIO S600』(1万1000円前後)などがあります。その中で存在感を出していかないといけないんですよね」と語る。

●SuperFlowerからキロワットのTITANIUM電源が登場

 電源ユニットで目立っていたのは、SuperFlowerのATX電源「LEADEX TITANIUM 1000W」だ。定格1000Wのフルプラグインモデルで、80PLUS TITANIUM認証を取得している。価格は4万2000円前後だ。

 背面には140cmファンの挙動を自動やセミファンレスに変更できる「ECOスイッチ」を搭載しており、奥行きは180mmだ。メーカー保証期間は5年となる。