岩手医大付属病院(杉山徹病院長)主催のキッズキャンサーセミナーは5日、矢巾町西徳田の同大矢巾キャンパスで開かれ、子どもたちが模擬手術や調剤などを体験し、がんについて理解を深めた。  県内の児童ら36人が参加。緩和医療学科の木村祐輔教授ががん患者の現状や症状、予防法などについて説明。6班に分かれ、模擬手術や調剤、全身麻酔、内視鏡などを専門医の指導の下で体験した。  模擬手術は、外科医がトレーニングに使う機械を使用。子どもたちはCGの臓器が映し出された画面を見ながら、電子メスなどを操作し胆のうを摘出した。  杜陵小5年の男児児童は「いろんな指の動きが必要で難しかった。将来は医師になりたい」と夢を膨らませ、仙北小5年の女子児童は「内視鏡をやってみてチームワークも必要だと思った」と医療の現場に関心を持っていた。