陸前高田市で7日開かれた「気仙町けんか七夕祭り」と同市高田町の「うごく七夕まつり」。雨の中、太鼓や笛の音に合わせ響く威勢のいい声。山車が東日本大震災から復興しつつある地域を練り歩き、新たなまちとともに歩む市民の熱気にあふれた。  気仙町の気仙川周辺のけんか七夕特設会場では、応援企業関係者や市民ら数百人が山車を引いた。重さ3、4トンある山車同士の激突が繰り広げられ、「ガツン」と音が響くと観客からは「おお」と歓声が上がり、迫力たっぷりのぶつかり合いを楽しんだ。  うごく七夕の山車は午前と夕方から夜にかけて、大型商業施設「アバッセたかた」付近に集結。子どもからさらしを巻いた大人まで力を合わせて綱を引いて練り歩いた。アバッセ周辺は来年夏には約30の店舗や事務所が再建予定で、復興の加速に期待を込めた。 【写真㊧=気仙町の特設会場で激しくぶつかり合い観衆の心を引きつける「けんか七夕」の山車】 【写真㊨=大型商業施設「アバッセたかた」の周辺を華やかに練り歩く「うごく七夕」の山車。中心市街地のにぎわい創出にも期待が膨らむ】