台風5号は8日、北陸から日本海に抜けて、沿岸を低速で北寄りに進んだ。本県は湿った東風の影響で沿岸を中心に強い雨が降った。県は災害特別警戒本部を設置。釜石市が全域に避難勧告、大槌町が全域に避難準備情報を出した。盛岡地方気象台によると、9日朝から夕方まで本県に最接近する見込み。土砂災害や河川の増水に警戒が必要だ。  午後10時までの24時間降水量は大槌・新町155・5ミリ、釜石137ミリ、岩泉・小本91・5ミリなど。大槌・新町では同6時7分までの1時間で36ミリを観測した。  JR盛岡支社によると、釜石線は大雨のため、遠野―釜石駅間で上下7本が運休・区間運休。9日も始発から上下5本を運休・区間運休する。  同気象台によると、9日午後6時までの24時間降水量は150ミリと予想。同日夜までには温帯低気圧に変わる見込みだ。