大槌町で被災者の調査活動を行う岩手大教育学部の麦倉哲教授(社会学)の研究室は5日から同町を訪れ、仮設住宅の戸別訪問を行っている。住宅再建が進む状況を踏まえ、震災後続けている調査は最終回となる見込み。学生たちは感謝の気持ちを胸に、対象者に声を掛けた。 8日は3、4年生11人やスタッフらが同町吉里吉里(きりきり)の仮設住宅などを訪問。震災直後から現在に至るまでの気持ちの変化や今後の生活再建への不安などを細かく聞いて回った。活動の内容は年内に報告書として取りまとめる。  仮設住宅での聞き取り調査は2011年から毎年続けている。復興が進み、仮設住宅の撤去が予想されるため、調査は今回で終える方向だ。 【写真=仮設住宅を個別訪問し、聞き取り活動を行う岩手大の学生】