県、県内のワイナリーなどでつくる「いわてワインヒルズ推進協議会」(藤舘昌弘会長)は9日、盛岡市北飯岡の県工業技術センターで第1回いわてワイン研究会を開いた。県内のワイン生産関係者ら約60人が講演やパネル討議などを通じ、本県のワインの品質向上やPRに向けた課題や展望を探った。  山梨大ワイン科学研究センターの奥田徹教授がアドバイザーを務め、県内のワイナリーの醸造担当者や行政関係者ら7人が本県のワインをテーマに意見交換した。  エーデルワイン(花巻市)製造部の行川裕治醸造技師長は「ブドウの生産者が高齢化する中、品質を維持しながらも低コストで栽培できる仕組みづくりが必要」と課題を指摘。県農業研究センターの佐々木真人果樹研究室長は「生産資材をできるだけ安く抑えるための検証も進めている」と話した。ブドウ独特の青臭さの解消や低価格でのワイン販売に向けた課題なども話題に上がった。