環境省が東日本大震災被災地に整備を進める長距離自然歩道・みちのく潮風トレイルの大槌町区間(約25キロ)が10日、開通した。豊かな自然とともに、震災から復興する町の様子や歴史、文化を体感できる。  同省東北地方環境事務所の常富(つねとみ)豊次長が町役場を訪れ、平野公三町長にルートマップを贈呈。常富次長は「大槌町のルートは海、山、川が一度に楽しめる魅力的な区間だ。地域に愛されるコースになってほしい」と期待。平野町長は「交流人口の拡大に向け、町民が参加できるイベントを実施したい」と応じた。  開通したのは同町吉里々々(きりきり)の鯨山−同町小鎚間の約25キロで、町中心部の町方地区では災害の爪痕や復興への歩みを実感できる。同町大槌の源水川では豊富な湧水の恵みで繁殖、生息するイトヨの姿が見られる。  地図は同トレイルのホームページで閲覧できる。