盛岡市の建築鉄骨工事業カガヤ(加賀谷浩一社長)は10日、同市上田松屋敷の児童養護施設みちのく・みどり学園(西山秀則園長、52人)の移転新築のため、運営する岩手愛児会(藤沢昇会長)に1千万円を寄付した。同社の役員2人が幼少時に入園しており、恩返しを申し出た。同会は老朽化した同園の養育環境充実のため協賛を募っており「弾みになる」と感謝した。  同園で贈呈式を行い、幼少時に結核治療のため入園した加賀谷輝雄会長(66)が藤沢会長に目録を贈呈。同じく入園していた弟の加賀谷住昭副会長(65)が見守る中、子どもたちが感謝の太鼓を披露した。  築40年を経た現在の施設は、虐待など複雑な事情で入所する子どもの実情に合わなくなっており、同会は総事業費4億800万円で移転新築を計画。同会がお年玉付き年賀はがきの寄付金などで設立された経緯もあり、5千万円を目標に寄付を募っている。寄付の問い合わせは同会(019・662・5696)へ。