決勝トーナメントに初進出した黒沢尻工は、力を出しきれず秋田中央に屈した。バックス阿部竜二主将(3年)は「ディフェンスが1対1でしっかり止められなかった」と厳しい表情で、守りを敗因に挙げた。  前半、開始直後に先制を許したが、食らいついた。バックス手束勇陽(2年)が「取られたら取り返すという気持ちで狙っていった」と得意のステップで相手をかわし、2トライを挙げた。  同点で始まった後半。巻き返しを期して臨んだが、スピードに勝る相手に押し切られ、追加点を得られないままノーサイドを迎えた。  先発7人中4人が2年生。伊藤卓監督は「決勝トーナメントに進めたことが一つの成果。経験者の2年生が多く残るので来年につなげたい」と切り替え、花園行きを懸けた15人制での飛躍を見据えた。 (鈴木)