陸前高田市高田町の高田町お天王さま輿丁(よちょう)の会(小島幸久会長)は15日、地元の八坂神社の例祭に合わせ、みこし渡御を行った。震災後初めて中心市街地でも住民にみこしを披露でき、復興を実感しながら威勢のいい掛け声で盛り上げた。 会員ら約30人が担ぎ手となり、八坂神社から本丸公園の天照御祖(あまてらすみおや)神社まで約1・5キロの道のりを練り歩いた。「わっしょいわっしょい」。朱色のみこしが大型商業施設アバッセたかたに着くと会員や住民が喜びを表すように拍手。小島会長は「道は変わっても心意気は変わっていない。津波で犠牲になった仲間の分まで陸前高田を盛り上げていきたい」と力を込めた。  みこしの渡御は「お天王さま」と親しまれる伝統行事。今年は20、21の両日夜、アバッセたかた付近でかつての恒例行事「お天王さま祭り」が7年ぶりに開催される。 【写真=震災後初めて中心市街地でみこしを披露する高田町お天王さま輿丁の会のメンバーら】