保育士不足の政策、どう感じているのか?

株式会社ネオキャリア(東京都新宿区 代表取締役:西澤亮一)は、自社で運営する保育士向け求人情報サイト「FINE!保育士」(https://hoiku.fine.me/)において、「国や自治体の保育士不足に対する政策」についてのアンケート調査を実施しました。

9割の保育士が政策に否定的

まず、「国や自治体の保育士不足に対する政策は、『ズレている、効果がない』と思いますか?」と質問したところ、「とてもそう思う」と答えた人は62.2%、「まあまあそう思う」と答えた人は30.8%でした。

実に9割以上の人が国や自治体の政策に否定的な意見を持っていることがわかりました。

具体的には「現場の声が届いていない」「役所の人は現場に来たことも保育士の声を聞いたことも無い」「公立と私立で給与が違い過ぎる」などの声が聞かれました。

次に、「段階的に行われている『保育士の処遇改善』。実際に受け取っていると感じますか?」と聞いてみても、「まったく感じない」…62.2%、「あまり感じない」…22.8%、というように8割以上の人が処遇改善について感じていないと回答。

これについては、「市からの改善手当はわずか1000円」「園の管理ではなく保育士に直接改善手当を支給してほしい」「休憩なし、サービス残業、持ち帰りの仕事…手当は出ずみんなどんどん辞めていく」といった声が挙がっていました。

保育士は魅力的でやりがいがある仕事なのに

「待遇が改善されたり、休みが取れやすくなったり、現場が他の職種並みに働きやすくなるとしたら『保育士は魅力がある・やりがいがある仕事だ』と思いますか?」との質問には、「とてもそう思う」…65.3%、「まあまあそう思う」…28.6%と、9割以上の人がやりがいのある仕事と考えているようです。

これには、「子どもの大切な命を預かる仕事なのに待遇がおかしい」「保育の仕事をバカにしている」「保育士は国の評価が低い」などの意見が聞かれました。

また、「国や自治体の保育士不足に対する政策で、不満に思うことは何ですか?」と聞いてみたところ、「賃金アップに対する不満」や「現場をよく知ってほしい」という意見が多く挙がっていました。

他にも、「保育施設だけを増やしても無意味」「資格を持たない人を保育現場に入れるのは筋違い」といった意見も多く見受けられました。

保育士不足対策の効果は未だ実感できず

2016年9月に実施された前回の「保育士の待遇改善についての意識調査」実施からおよそ10ヶ月が経ったにもかかわらず、国や自治体の対策の効果は実感できず、依然として不満がたまっている状態であることが今回の調査で浮き彫りとなりました。

■調査概要
調査名:国や自治体の保育士不足に対する政策についてのアンケート
調査期間:2017年6月18日〜2017年6月21日(4日間)
調査対象:「FINE!保育士」会員の10〜60代の保育士&保育士希望者
調査方法:メールマガジンによる調査
有効回答:312名

参考サイト

株式会社ネオキャリア プレスリリース