女優の伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の第3話が3日、放送され、佐田優三を演じる仲野太賀が見せた“ズボン芸”に、多くの視聴者が爆笑した。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。優三は、主人公の猪爪寅子(伊藤)の実家に下宿している書生で、早くに両親を亡くし、父の遺志を継いで弁護士になることを目指して法律を学んでいる。高等試験司法科(現在の司法試験)に落ちた優三は、昼は寅子の父、直言(岡部たかし)が勤める帝都銀行で働きながら、明律大の夜間部に通学。浪人生活を続けている。寅子とは仲が良く、彼女が本音で話せる人物の1人でもある。

現在、ドラマは第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(第1〜5話)が放送中で、女学校の卒業を控え、早期の結婚を期待されている寅子は、旧来の女性観・結婚観に疑問を感じており、このまま流されるように結婚して家庭に入ることに前向きになれず悩んでいた。この日の放送で、寅子は優三の通う大学に弁当を届けに行くことになり、教授の穂高重親(小林薫)と出会った。穂高から、女性のための法律学校があることを教えられた寅子は進学を希望するようになり、直言もこの話に大賛成。しかし、母のはる(石田ゆり子)は反対することが予想され、「説得する」と約束した直言もなかなか実行に移せず、寅子は不安を募らせた。

ある朝、寅子はそんな苛立ちを、玄関に近い下宿部屋で夜学に通うための身支度を整えている優三に吐露。着替えをしている彼を気遣い、最初は目を逸らして話していたが、だんだん興奮してきて、いままさにズボンを履こうとしていた優三のほうに急に向き直った。不意を突かれた優三は驚いて足をもつれさせ、膝までズボンを上げた状態で転倒。慌ててウエストを引っ張り上げて、むき出しのモモヒキ姿を隠そうとあたふたした。さらに、自らはるを説得すると決意した寅子を阻止しようとした彼女の親友、米谷花江(森田望智)が玄関から乱入。再び不意を突かれた優三は、ウエストを引っ張っていた手がついゆるみ、せっかく履いたズボンがくるぶしまで落ちてしまった。混乱する優三は、襖の裏に隠れようとして再度転倒。必死でズボンを引っ張り上げながら、部屋の中に隠れようとした。

まるでコントのような一連の芝居に視聴者は爆笑。SNSには、「ラクダのモモヒキを見せてすっ転ぶ仲野太賀(笑)」「太賀のサービスショット」「ドタバタする仲野太賀の演技最高」「ロッチの試着室コントみたい」「今朝のズボン芸は後世に語り継ぎたい」と面白がるコメントが続々と書き込まれた。