データセンターを歩く人(2013年11月7日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO/JONATHAN NACKSTRAND 〔AFPBB News〕

クラウド市場、前年比46%増と急成長

 シンガポールに本部を置く市場調査会社カナリスが、まとめたレポートによると、昨年(2018年)10〜12月におけるクラウドコンピューティングサービス(クラウド・インフラサービス)への世界支出額は、227億ドル(約2兆5300億円)で、1年前から約45.6%増加した。

「この市場は、IT産業の中で最も重要なセクターの1つ。成長が目覚ましいだけでなく、市場規模も巨大になってきた」と、同社は指摘している。

 クラウド・インフラサービスは、企業のデジタル変革を後押しする中心的なサービスと捉えられている。企業はこれを使い、新たなネットサービスを開発・提供したり、IoT(モノのインターネット)の環境基盤を構築したり、ビッグデータを解析したり、AI(人工知能)を利用したオートメーション化を進めたりしている。

後塵を拝す名だたるテクノロジー企業

 この市場には、世界のさまざまなテクノロジー企業が参入しているが、その中で、最も成功しているのが米アマゾン・ドットコムである。

 カナリスによると、昨年10〜12月におけるアマゾンのシェアは32%だった。これに、米マイクロソフトが16%のシェアで次ぎ、そのあと、米グーグルの9%、中国アリババ・グループ(阿里巴巴集団)の4%と続いた。