米調査会社のIDCがこのほど公表したレポートによると、世界のスマートフォン出荷台数は来年(2020年)にようやく、プラス成長に回復する見通し。

今年は1.4%減、来年は1.5%増に

 スマートフォンの世界出荷台数は、一昨年、前年比で0.3%減少し、同社が統計を取り始めて以来、初めて前年実績を下回った。そして昨年は、同4.1%減の14億400万台となった(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。

 今年も同1.4%減の13億8230万台と、引き続きマイナス成長になると同社は見ている。

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 しかし来年は、同1.5%増の14億台強となり、4年ぶりに増加に転じるという。同社がその根拠として挙げているのが高速大容量の5G(第5世代)移動通信に対応するスマートフォンだ。

5G対応が1.9億台に

 2020年における5G対応スマートフォンの世界出荷台数は1億9000万台となり、この年のスマートフォン全出荷台数の14%を占めると同社は見ている。この比率は、新通信方式対応スマートフォンの当初の出荷台数としては極めて高いという。例えば2010年に4Gスマートフォンが登場した際の比率はわずか1.3%だった。