軽自動車では、6月10日発売のダイハツ「タフト」が、発売から1カ月で月販目標台数の4.5倍となる約1万8000台を受注した。

 タフトは2019年発売の「タント」の派生車だ。スズキ「ハスラー」が開拓した軽クロスオーバーSUV市場で、ハスラーと商品性に違いを持たせたことが奏功している。最大のセールスポイントは、前席ルーフ部分を全面ガラス面とした「スカイフィールルーフ」だ。タフトの開発責任者は「オプションではなく標準装備して開発コストを抑えた」と説明する。

 このほか日産は、同社役員が「ブランニューモデルとしては10年ぶり」と説明する小型SUV「キックス」を6月24日に発売。実際には、2016年の南米での発売を皮切りに中国やアメリカなど世界各国で販売されているガソリンモデルの車体やサスペンションなどを大幅に改良し、「ノート」や「セレナ」などに搭載している独自のハイブリッドシステム「e-Power」を搭載したモデルだ。1.2リッターガソリンエンジンで発電し、電動モーターで駆動する。生産はタイで行う。キックス開発担当者は「発売2週間で受注は約8000台に達している」と説明する。