すぐに動いてできた『文明|BUNMEI』

:『文明|BUNMEI』をつくろうと思ったきっかけは?

 2020年まで、『つの財団』のオフィスは、都農ワイナリーの丘にあり、町の中心部から離れていました。

 今年になって、商店街に町で初めてのコワーキングスペース『YARD1927』ができて、自然と人が集まるようになったのを間近に見ていました。

 改めて、まちづくりは町民のみなさんと近い距離にいないと話にならないなと痛感しました。

『YARD1927』の至近にある『文明|BUNMEI』ができれば、ビジネス系の人に加えて、老若男女が集まりやすくなると思いました。

 早速、商店街で貸してくれる人を自分で探し始めたら、すぐに『文明|BUNMEI』の大家さんが快諾してくれました。

 やはり、すぐに動いてみることは大事だと再認識しました。

「未来」を考えるサロンに

:「サロン」という言葉は都農町ではよく聞きますよね?

 高齢者サロンがあるので、40%が高齢者の町ならではの言葉じゃないですかね(笑)

 僕がイメージするサロンは、高齢者に加えて、もっと若手や女性を交えて未来のことを考え、対話できる場づくりです。

:『文明|BUNMEI』の手応えやイメージは?

「ここは何?」って毎日のように聞かれています。町内の注目は集めてきているので、何か起こせそうだな、と手応えを感じています。

 誰もが新しい発見やつながりを持ち帰れる場にしたいです。ただの公民館や、飲み会やって終わりの場にはしたくない。そのための仕掛けが大事だと思っています。

:これからどんなことをやっていくと町にとって意味がありますか?

 都農にないものをつくりたいですね。誰もが気軽に使えるカフェや、都農町のフルーツを使ったスイーツとか、この場がきっかけでつくっていけるといいと思っています。

 まずは建物、設備に投資しましたが、事業の芽が出てきたら、次の人に再投資して、商店街を盛り上げていきたいです。