(桃田 健史:自動車ジャーナリスト)

 7月20日午後、トヨタが「トヨタモビリティ東京 レクサス高輪における不正車検」についてオンライン記者会見を行った。

 会見によると、トヨタモビリティ東京が運営する「レクサス高輪」が、6月17日に国土交通省から不正車検に関する監査を受けた。過去2年間に同店が実施した車検について調査したところ、同店舗での車検総数の約3分の1にあたる565台で道路運送車両法の法令違反があったことが判明したという。

 同店舗には車検担当者が5人おり、そのうち現在も車検業務を行っている3人と、過去に車検業務にあたっていた1人の合計4人が不正に関与したことを認めた。

 具体的な不正内容は5つある。「ヘッドライトの明るさ」「フロントタイヤの角度」「パーキングブレーキの効き」という3項目については基準を満たす値に書き換えていた。そのほか「排気ガスの成分」「スピードメーターの精度」の2項目については、検査を実施していなかった。