デジタル子会社群を設立し、デジタル領域のプレゼンスを拡大

 為替、預金、融資といった従来からの銀行サービスや、販売チャネルとなる店舗やモバイルデバイスなどのDX化は、ファンダメンタルな領域として、引き続き進めてまいります。当社としましては、こうした既存の金融サービスに加えて、新たに周辺領域でもお客さま企業の問題解決につながるサービスを展開し始めております。例えば、子会社のPolarify(ポラリファイ)が提供しているオンラインの本人認証サービスや、SMBCクラウドサインが提供する電子契約のプラットフォームなどです。


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 その一例として、2019年に設立した「Biz-Create(ビズクリエイト)」というオンラインビジネスマッチングサービスがあります。お客さま企業は、このサービスを通じて、オンライン上にニーズを掲載することで、合致する企業と結び付き、チャット形式で交渉を行うことができます。このサービスもローンチして2年経過しましたが、今や登録者数は約1万社にも上り、毎月1800件以上の商談が行われるまでになっております。

 昨年5月には、全国の中堅中小企業のお客さまのデジタル化を支援するためにPlariTown(プラリタウン)という会社も立ち上げました。同社が営むプラリタウンは、営業・人事・法務・企画など、金融以外のお客さまの企業活動に関しても、幅広くサービスを提供するSaaSのプラットフォームです。お客さま視点に立ち、自前主義に固執することなく、外部パートナーとの提携を通じて、SMBCグループのサービス以外のさまざまな機能を提供しております。


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 他にも、デジタルビジネスを進めるために、デジタル子会社群を設立してきました。自社の資本だけで設立した会社もありますが、多くは弁護士ドットコム様など、他社との協業を突き詰めた結果、共同で会社の設立に結び付いております。つい先日も、電通グループ様との合弁で、SMBCグループの持つ金融ビッグデータを活用した広告・マーケティング事業を営む子会社、「SMBCデジタルマーケティング」を設立することができました。

ビジネスモデルを高度化、デジタルを活用したサービスを創出する

 デジタルを活用したサービス創出に当たっては、お客さまへの高い付加価値の提供と自社の収益化の双方を実現していく必要があります。これはビジネスモデルの高度化ということに他なりません。

 その一環として、まずはキャッシュレスデータの活用に取り組み、昨年より決済プラットフォーム「stera(ステラ)」において、さまざまな決済手段を組み込んだ決済端末を加盟店に向けて提供しています。ここに蓄積されたキャッシュレスデータを分析し、「Custella(カステラ)」というデータ分析支援サービスでマーケティングに役立つ情報を企業のお客さま向けに提供しております。


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