京都市役所本庁舎(上の写真)は4年にわたる改修工事を終え、今年(2021年)9月1日から供用を開始した。もとの建物は、「関西近代建築の父」といわれる武田五一の監修で1927年(昭和2年)に完成した歴史的建造物。執務スペースの不足や耐震性の問題から、京都市は日建設計の設計で改修と増築を進めていた。

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 本庁舎は、建物全体の基礎部分に「免震」を施し、目立つ補強部材を加えることなく、創建当時の姿を再現した。単に再現するだけでなく、車いす用のエレベーターを設置したり、建物内の通路の段差をなくしたりと、バリアフリーも改善した。また、市民が利用できる屋上庭園を新たに整備した。