自分の町に戻って来たくなる動機づけ

 人口減少、少子高齢化、若者流出が課題になる町では、中学生たちが自分の町に積極的に関わりたいと思えるかどうかが大事だと考えています。

 一般的に、キャリア教育をすればするほど意識が高まり、進学や進路の選択肢が拡がり、結果的に町の外に出たくなるという矛盾は地方では不可避のこと。

 本質的にはどこに住むか、どこで働くかは本人の自由です。

 しかし、あえて理想を言うならば、町外流出を防止することではなく、若い頃から自分の町に積極的に関わり、当事者意識を持つことで、何年か経ってから、戻って来たくなるように動機づけすることではないでしょうか。

 講演会では、伝えたいこととして、以下の5つを挙げました。

①仕事は楽しい!
②失敗はこわくない

③正解はない、あるのは可能性
④これからは地方の時代

⑤デジタルで世界とつながる

 講演会が終わったその日の夕方に、担当の先生が中学生たち全員の感想文を持ってきて頂きました。

 白紙に自由記述という形式ながら、ほぼ全員がびっちりと自分の言葉で書いていたことに手応えを感じるとともに内容を見て感動することばかりでした。

 以下に、中学生の感想も抜粋して紹介します。