小室さんが米国に滞在しているのも、日本を越える訴訟社会である米国で弁護士資格を得るためであり、その見通しが立ったからこの10月の結婚、渡米が予定されているはずだ。弁護士なら法廷で決着をつければいい。だが、それをしようとしない。その理由もよくわからない。よほど公にできない事情が隠されているのか、と重ねて勘繰りたくもなる。

 根本的な解決もせず、一時金を辞退することで水に流そうというのであれば、そこには名誉もなければ、一時金以前に「皇族であった者としての品位保持」も消し飛んでいる。

嫁に迎えようとする女性が“義母”の借金トラブルで苦しんでいるのに

 結婚後の生活についても、ニューヨークの法律事務所に就職する小室さんだが、眞子さまの一時金を頼らずとも十分な生活が送れるだけの年収は期待できるとも報じられている。私の知る限りでもそのはずだ。ただし、駆け出しの弁護士の競争は激しい。最初は事務所で一人前とされる弁護士の助手として勤めることになるが、使えないとなると短期間でスパッと解雇される。それで他の事務所に移籍するか、米国の田舎で個人の弁護士事務所を構えるかすることになる。それによって年収もかわってくる。安定した生活を送れる保証もない。

 その一方で、建国以来ロイヤルファミリーを持たない米国では、セレブファミリーが憧憬の的になる。若くして大統領となり現職中に暗殺されたケネディとそのファミリーが一例だ。その米国で日本のロイヤルファミリーの一員だった女性が暮らす。その夫ともなれば世間からの視線も変わってくる。その立場に人は集まり、仕事の面でも食いっぱぐれることがない。それを見越して、早くから法律事務所は採用を決めているはずだ。極言すれば、夫の能力よりも妻の出自で世間を渡っていける。私はそう見ている。

 その米国社会で生きようというのに、訴訟によって実母の金銭トラブルを解決しないことがどうしても理解し難い。というより、もっと下世話な言い方をすれば、自分の母親の抱える金銭トラブルで嫁が苦労しているのに、法的に解決もできずに弁護士としての甲斐性はあるのか。弁護士資格の取得を前に、すでにその能力も疑わしい。