後を絶たない「わいせつ教員」

 学校教員のわいせつ事件が後を絶たない。最近の報道事例をピックアップしてみよう。

「高校教諭の男、夜の路上で下半身露出し女子大生に液体」(千葉県)
「女性教諭 教え子だった男子生徒呼び出し、車内でみだらな行為」(東京都)
「高校教諭 夜の動物園で女子高生を盗撮 4、5年前から」(兵庫県)
「小学校教頭 自転車で追い抜きざまに女性の下半身触る」(大阪府)
「勤務校の女子高生と性行為、県教委『刑事告発の予定はない』」(和歌山県)
「男性担任、教室で男子児童3人にわいせつ行為、スマホ撮影」(徳島県)

 非常勤講師から教頭までさまざまな立場の教員が、学校内や公共施設内、路上など至る所で自らの欲望のままに生徒らにわいせつ行為を行っていた。あきれてモノも言えないが、事態は極めて深刻だ。わいせつ事件を起こしているのは教員だけでなく、塾講師、保育士などにも広がっている。子どもたちは性被害の危機に日常的にさらされているといっても過言ではない状況になっているのだ。

 教育現場におけるわいせつの実態の一部は文部科学省の「公立学校教職員の人事行政状況調査について(概要)」という報告書からうかがえる。令和2年度に「性犯罪・性暴力等により懲戒処分等を受けた者は200人(0.02%)。令和元年度は273人(0.03%)」となっている。

 懲戒処分の内訳は、免職113人、停職45人、減給17人、戒告3人で計178人。残り22人は訓告等だ。