都内で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて行われたトランプ米大統領と安倍首相の電話会談のニュースを伝える街頭ディスプレー(2017年8月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI〔AFPBB News〕

「安倍首相はトランプ大統領の忠誠心ある相棒(sidekick)だ」――この8月、こんな見出しの記事が米国の大手紙、ウォール・ストリート・ジャーナルに大きく掲載された。

 また9月には、ニューヨーク・タイムズが「トランプ大統領は日本の安倍首相こそを友人だとみなしている」という見出しの長文の記事を掲載した。

 安倍首相とトランプ大統領の親しい関係は国際的に知られているが、米国では、その親密な仲にさらに関心が高まり、国際関係や日米関係の専門家たちまでもが正面から論評するようになった。

 日米首脳のこの異様なほどの緊密な絆は、果たして両国を利するのか? 日本にとってプラスなのか、あるいは危険なリスクをもはらむのか? 多様な意見を総合すると、米国でのこの「日米相棒関係」への評価は、いまのところ前向きのようである。

北朝鮮問題のせいだけではない会談の頻度

 安倍首相とトランプ氏は、トランプ氏の大統領就任前から親しい関係だった。トランプ氏が大統領当選後に初めて会った外国の首脳は安倍氏である。しかもトランプ氏の私邸「トランプタワー」での、同氏の家族を交えての親しげな会合がスタートだった。