会場ではサンダース本人が登壇する前に、友人であり支援者でもある映画監督のマイケル・ムーア氏が現れて応援演説を行った。

「18歳から29歳の有権者の70%がサンダースを支持しています。35歳まで枠を広げても、52%の支持率です」

「皆さん、どうして彼が若い人に支持されるか分かりますか。将来を語る候補だからです。まあ、彼に将来はないですが(笑)」

 直後にサンダースが登場し、78歳とは思えない熱のこもった演説をしていた。

「トランプを倒さなくてはいけないのです。彼は人種差別主義者であり、性差別主義者で、危険人物です」

 一方、サンダースとほぼ同い歳のジョー・バイデン候補(以下バイデン)は遊説先でも精彩を欠き、声に張りが感じられなかった。

 バイデンはアイオワ・ニューハンプシャー両州で惨敗。選挙資金も思うように集まらず、複数の米人記者から「バイデンはフェードアウトするだろう」という声を聞いた。

 また同州南部ナシュア市で開かれたピート・ブダジェッジ候補の政治集会も取材。

 多くの支援者が会場に入るために寒風が吹く中、列に並んでいた。