むしろ弾劾裁判での民主党議員の言動に嫌気がさして、政権発足以来、支持率が49%と過去最高を記録したほどだ。

 ロブ・ポートマン上院議員は2016年選挙で、共和党員でありながらトランプに投票しなかった人物だが、今年は早々とトランプ支持を表明している。

 CNBCテレビに出演して理由を語った。

「トランプ政権が誕生してからの経済成長は目を見張るものがあります。ホワイトハウスの経済政策が功を奏した結果だと言えます」

「減税を実現させましたし、税率を下げただけでなく税法も改正した。ですから今年は彼に一票を入れます」

 米経済の好況さがトランプ支持を下支えしていると述べて間違いないだろう。

 2番目の選挙資金と得票数の相関関係の破壊は、明言するならば「カネで票は買えなくなった」ということである。

 戦後の大統領選挙を眺めると、2016年選挙前まで、より多くの選挙資金を集めた候補が勝つという暗黙のルールがあった(大統領大統領の座はカネで買う)。

 長年この分野で取材を続けているが、ほぼ例外はなかった。だが前回選挙でヒラリーとトランプの集金額の差が約340億円もありながら、ヒラリーが敗北したことでルールは崩れた。