(花園 祐:上海在住ジャーナリスト)

 中国汽車工業協会が7月初めに発表したデータによると、2020年1〜6月における中国自動車販売台数は前年同期比16.9%減の1025.7万台でした。年初のコロナウイルス流行の影響を受け通年販売台数では前年割れが続いているものの、第2四半期の単月販売台数では、4月(前年同月比4.5%増)、5月(同18.7%増)、6月(同11.9%増)ともに早くも反動需要ともいうべきプラス成長を見せています。

 また新エネルギー車分野では、昨年(2019年)末に上海工場を稼働させたテスラモーターズの快進撃が続いています。同社の好調ぶりは新エネルギー車分野のみならず、中国自動車市場全体で台風の目となっています。

 今回はこうした、コロナウイルスの大流行を経て活況を取り戻した中国自動車市場の現状をお伝えします。