激減するトランプ支持の共和党員

二、これまで「トランプの党」だった「共和党」が従来の「共和党」に先祖返りしてしまった。

 共和党員を対象にNBCが行った世論調査結果が面白い。これまで4年半行ってきた世論調査では、50%が共和党よりもトランプ氏を支持、つまり共和党は名実とに「トランプ共和党」だった。

「共和党員は、この私を支持している」と同氏が豪語してきた根拠だった。

 ところが4月に行った世論調査では、「共和党よりもトランプ氏を支持する党員」は44%、共和党支持は50%と、初めて逆転したのだ。

(https://www.nbcnews.com/politics/meet-the-press/after-100-days-out-office-trump-s-support-softens-nbc-n1265457)

 こうした「トランプ離れ」は、有権者全体の「好感度」にも顕著に表れている。

 同氏が大統領任期を終えた1月には40%あった「好感度」は4月には32%に激減、「好ましくない」は53%から55%に増えている。

 同世論調査ではもう一つ興味深いことが浮き彫りになっている。

 トランプ氏について「肯定的」(Positive)に受け止めている米国人の46%は、フォックス・ニューズなど保守系メディアの視聴者で、リベラル系のCNNやMSNBCを見ている人は8%にとどまる。

 メディアとトランプ氏の関係については後述するが、トランプ氏を支持する人としない人とは全く異なるメディアから情報を得ていることが分かる。