最近、韓国のドラマがネットフリックスやディズニープラスというグローバルプラットフォームに乗ってグローバルコンテンツとなりつつある。

 そんな中、最近始まった韓国ドラマが国内で物議を醸している。

 ドラマが出る前にシノプシスが出た段階で、すでに抗議の嵐だというので、興味が湧いた。

 問題のドラマ『スノードロップ(原題:雪降花)』は、1987年ソウルを背景にした時代に逆行する切ない愛の物語だ。

 ある日突然女子大の寮に血まみれになって飛び込んできた名門大学の大学生であるスホ(実は北朝鮮のスパイ)と、厳しい監視や危機の中でも彼をかくまい治療してくれた女子大生のヨンロ。

(https://disneyplus.disney.co.jp/program/snowdrop.html)

 韓国の1987年というと、翌年のソウル五輪を控えた時期でもあったが、政治的には軍部独裁の真っただ中で、連日大学生たちは軍部政権に対抗して大規模なデモを繰り広げていた。

 1987年6月には民主抗争と民主化宣言が行われ、数多くの犠牲のもとで大統領直接選挙制を導き出した。

 映画の制作側は、シノプシスではなくとりあえずドラマを見てくれれば、誤解は解けると答えていた。