韓国国防部は、次のように評価している。

「北が実施したミサイルが『極超音速ミサイル』であるというのは、性能が誇張されたもので、一般的な弾道ミサイルとみられる」

「同部関係者は、射程やミサイルが水平移動する『側面軌道』というものも誇張されたものであり、極超音速の飛翔体の技術には至っていない」

「速度がマッハ5〜6程度、高度が50キロ以下で、飛行距離は北が主張している700キロには到達できなかった」

「そして、『極超音速滑空ミサイルでも、極超音速巡航ミサイルでもない』『北が、性能誇張し発表』」

 弾頭部が細長く、翼が小さい理由は、翼と後方の噴射口を左右に動かす(噴射ガスの向きを変える)ことにより、水平移動を可能にする仕組みの実験を行っていると考えられる。

 北の滑空体については、現段階の技術レベルは、韓国の評価のとおりではあるが、開発中であると見るべきだ。

 韓国は、自国開発の「玄武2C」ミサイルの速度がマッハ9でも、「極超音速」とは表現していないことを付け加えた。

 韓国軍としては、韓国製ミサイルの速度が速いにもかかわらず、「極超音速」とは表現していないのに、これよりも遅いミサイルを極超音速と表現するのは、「北の負け惜しみ」であり、「韓国軍のミサイルが優れている」とでも言いたいのだろう。