夫婦が抱える性の悩みを描いた人気漫画『ふたりエッチ』(克・亜樹作)。約20年にわたり連載が続く長寿作品で、コミックスの売上は累計2600万部を超える。

そんな「国民的セクシー漫画」だが、7月28日〜8月10日の期間、作中のある「出来事」を記念し、電子書籍販売サイト「ebookjapan」で、1〜10巻の無料配信キャンペーンを実施する。

最近では「不妊治療」がテーマ

それは、ヒロインがめでたく第1子を出産したことだ。2017年7月14日発売の『ヤングアニマル』(白泉社)で描かれた。

「何をそんなに...」「大げさでは?」と思うかもしれない。だが、ここに至るまでには様々なドラマがあった。

1997年1月に連載がスタートした同作は、「ステップアップラブストーリー」をうたうセクシー漫画だ。そのストーリーは、童貞と処女のままお見合い結婚した主人公夫婦(小野田真、優良)が、性の悩みを一つずつ解決しながら愛を深めていく――という内容だ。

2人の「初夜」が描かれたのは、「ヤングアニマル」1997年2月14日発売号に掲載された3話でのこと。それから約20年の間に、真と優良の性行為シーンは少なくとも400回以上(「ヤングアニマル」編集部談)描かれているが、2人の間に子供ができたことはない。最近では「不妊治療」が作中のテーマの1つになるほどだった。

妊娠発覚にファン歓喜

そうした状況にやきもきする読者は多かったが、ついに待望の瞬間が訪れる。2016年10月14日発売の「ヤングアニマル」に掲載された468話で、「オメデタ」を仄めかすシーンが作中に登場したのだ。

これを受け、ツイッターやネット掲示板には、

「優良さんとうとう妊娠か...感動的やな...」
「おめでとう。私が子供の時から子づくりしてた」

などと一足早く祝福ムードに包まれた。

そして今回、無事「出産」を終えたことを祝し、電子書籍販売サイト「ebookjapan」で、電子版を無料配信する。特設サイトには、「真&優良 愛の年表」と題し、1巻〜70巻までの二人の歩みを紹介した表も公開している。