日清食品の公式ツイッターが、2017年8月29日、主力商品「カップヌードル」のアイスの写真を公開し、「これはあかんやろ...」「お、美味しいのでしょうか...?」とネットで反響を呼んでいる。

「謎肉丼」なる食べ物が先日、公式ツイッターでの投稿をきっかけに商品化に至ったが、もしかしてこのアイスも......。同社に聞いてみた。

「あたりが出たのでもう一本...」

日清食品「カップヌードル」の公式ツイッターは29日、「あたりが出たらもう一本...」と投稿し、「シーフードヌードルアイス」とパッケージに書かれたアイスの写真を公開した。

さらに1時間後、「あたりが出たのでもう一本...」と投稿し、「カップヌードルカレーアイス」の写真も掲載。いずれのアイスを見ても、赤、緑、黄の物体や、めん類が入っており、それぞれ「カップヌードル シーフードヌードル」「カップヌードルカレー」をモチーフとしているのは明らかだった。

問題は、その味だ。ツイッターのリプライ欄は、「なんだこのおぞましいものは...」「お、美味しいのでしょうか...?」と反応する「まずそう」派と、「溶かして煮込んだらうまそー」「美味しそう食べてみたい」との声を上げる「うまそう」派に二分されている。

「期間限定で発売して」
「販売希望です」

など、商品化を期待する声もあった。

J-CASTトレンド編集部が2017年9月1日、日清食品ホールディングス(HD)の広報部に取材すると、担当者は「カップヌードル シーフードヌードル」「カップヌードルカレー」の写真について

「カップヌードルの公式SNSアカウントでは、ファンの皆様とのコミュニケーションの一環として、『もし、こんなカップヌードルがあったら』という投稿を継続的に行っており、今回の『シーフードヌードルアイス』『カップヌードルカレーアイス』もそのひとつです」

と説明した。

商品化については、

「現在のところ商品化の予定はありません。お客さまからご要望があり、なおかつ、おいしく食べていただけるクオリティのものが作れるようであれば、商品化も含めて検討したいと思います」

と答えた。

アイスの製造設備が「課題」だが......

「もし、こんなカップヌードルがあったら」。カップヌードルの公式ツイッターがそんな願いから写真を投稿して、実際に商品化したメニューといえば、具材の「謎肉」を使った「謎肉丼」の例が記憶に新しい。

公式ツイッターは2017年7月19日、「謎肉丼!発売は・・・未定!!」と「謎肉丼」の写真を掲載すると、27日には

「先日の投稿へのコメントで『どうせまたウソでしょ?』と言われたのが悔しかったので、本当に『謎肉丼』やっちゃいます!」

と発表した。7月29日から8月31日までの期間限定で、販売場所はカップヌードルミュージアムのみ。1日29食限定だったが、ネット上では

「日清さんはエイプリルフールのネタっぽいことも本気でやるので好きです」
「本気だったのですね...」

と話題になった。

「謎肉丼」のような成功例もあるのだから、「アイス」も商品化できるのでは――。日清食品HDの広報担当者に聞いてみると、商品化を可能とする設備が「謎肉丼」の場合と異なり、整っていないという。

「『謎肉丼』は、投稿後に大きな話題となり、社内で実際に試作した結果、驚くほどおいしいものができたことや、商品化しやすい環境が整っていたため実現することができました。今回の投稿に対する反応にもお応えしたい気持ちはありますが、実現に向けて検討すべき課題 (※アイスの製造設備など) も多いため、勢いだけで商品化するのは控えたいと思っています」