東京・渋谷で建設が進められている複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」の東棟に関するメディア向け説明会が2019年7月4日、渋谷・セルリアンタワー東急ホテルでおこなわれた。

開業日は11月1日に決定し、商業エリアに出店する212の専門店も発表された。

再開発進む渋谷、「フードエリア」目玉に差別化図る

東急電鉄、JR東日本、東京地下鉄(東京メトロ)が事業主体となって開発する渋谷スクランブルスクエアは、JRや地下鉄の渋谷駅に直結する大規模複合ビルで、渋谷では最高層となる。

高さ約230メートル、地上47階建てで、低層階には商業エリア、17階〜45階にはオフィスが入り、最上階や屋上は展望エリア「SHIBUYA SKY」となる。

商業エリアでは、主なターゲットとする周辺住民や渋谷で働く人の「普段使い」を重視した専門店を揃える。

東急百貨店が運営する地下のフードエリアでは、「コロッケ」「メンチカツ」「唐揚げ」といった各ジャンルの揚げ物専門店が軒を連ね、スーパーマーケット「紀ノ国屋」も出店する。また、あんぱんが名物の製パンメーカー「木村屋」が手がけるミルクスタンド「キムラミルク」、オムライス専門店「ポムの樹」のたまご丼専門店「ポムの樹 どんぶり たまご屋」など、有名企業・チェーンの新業態店が数多く登場する。

大規模な再開発が進む渋谷では、19年11月にファッションビル「渋谷パルコ」、12月に大型商業施設「東急プラザ渋谷」と次々に開業する。

渋谷スクランブルスクエアの商業・展望エリア総支配人を務める堀内謙介さんは、

「下層階で展開するフードエリアは、『お客様の毎日を支える』という意味で(他施設との)大きな差別化ポイントになる」

と語った。