元バレーボール女子日本代表の木村沙織さん、元フィギュアスケート選手の織田信成さんが2019年8月13日、東京・中央区で行われた、「東京2020大会協賛くじ」発売に先駆けた記念イベントに出席した。

「東京2020大会協賛くじ」はみずほ銀行が受託し、8月14日から全国で発売する。収益金の一部が2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた活動に使われる宝くじだ。イベントでは木村さんらが、床に座りながらボールを打ち合う「シッティングバレーボール」を体験した。

織田信成「ちょっとだけ本気出しました」

木村さんと織田さんは、シッティングバレーボール女子日本代表の齊藤洋子選手と小方心緒吏(しおり)選手の指導を受け、座ったままのボールラリーに挑戦した。

事前練習で通常のバレーボールとは違う難しさを実感したという木村さんだったが、いざ実践に入ると俊敏な身のこなしで次々とボールを返していく。ボールがステージ外に飛び出しそうになると、木村さんは身をのけぞらせて決死のレシーブ。現役さながらのスーパープレーに会場からは歓声が上がった。

1分40秒に及ぶロングラリーを終えた木村さんは「すごいキツい。汗がいろんなところから出てくる」と、久々のプレーを笑顔で振り返った。

「フィギュアスケート以外はしたことがない」と予防線を張って臨んだ織田さんも、自慢の柔軟な身体を生かしてボールにうまく対応。ラリーは最長で20秒ほど続き、「ちょっとだけ本気出しました」とアスリートの意地を見せた。

ボールラリーで競技に慣れた2人は、小方選手のスパイクを実際に受けてみることに。

最初にチャレンジした織田さんは、「バチッ」という衝撃音を響かせ振ってくる剛速球にまったく対応できず。座りながらスパイクを打った小方選手に対し「今立ち上がってなかったですか?」と驚きを隠せなかった。

強烈な一打を目の当たりにした木村さんは「怖い怖い」と弱音。しかし、持ち前の反射神経で見事にボールに反応し、再び会場を沸かせた。

東京大会は「応援したくなるようなプレーしたい」

シッティングバレーボールの齊藤選手と小方選手は、パラリンピックでは2008年の北京、2012年のロンドン大会に出場した。次は開催国枠として出場する2020年の東京大会での活躍を目指している。

2020年大会へ向けた意気込みを聞かれた小方選手は「全力の笑顔と最高のプレーで会場を沸かせ、東京2020を盛り上げていきたい」、齊藤選手は「日本でやるということは、たくさんの日本人の応援があるということ。みんなが声を出して、応援したくなるようなプレーをしたい」と、それぞれ語った。