イオンで面白い決済システムが導入されていた──2020年9月6日、ツイッターにこんな投稿があった。買い物をしながら商品の価格を端末でスキャンし、精算時はレジに並ばずスキャンしたデータでスムーズに支払いを完了できるという。

これは、2020年3月からイオンリテール(千葉市)が、自社展開のスーパー「イオン」の一部店舗で本格導入した「どこでもレジ・レジゴー」(以下、レジゴー)というシステムだ。詳細について、J-CASTトレンドはイオンリテール広報に聞いた。

専用端末で読み取った価格データが精算機へ転送

「まずは店頭で専用のハンディ端末を取ります」と広報担当者。店舗入り口に貸し出し用の専用スマートフォンが並べられており、買い物客にはまずそれを手に取ってもらうという。買い物用のカートに付いたスマホホルダーにスマホを装着し、購入したい商品に記載されているバーコードをスキャンしてカゴに入れていく。

買い物が終わったら、商品と端末を持ってレジゴー専用のセルフレジへ。そこに付いているQRコードを端末で読み取ると、端末のスキャンデータが精算機へと転送される。その後、クレジットカード・電子マネー・現金のうち好みの方法で会計し、最後に精算機近くの返却ホルダーに端末を返却して完了だ。

担当者は取材の中で、「レジ待ちなどのストレス」を少しでも軽減し、また「できるだけ楽しくお買い物をしてもらいたい」とレジゴーを導入していると話した。

間違ったら端末上でスキャンデータを削除可

ツイッター上ではレジゴーに関して、「間違った物をスキャンしてしまうこともあるのでは」という不安の声があった。イオンの担当者に聞くと、

「端末は常に商品を自動でスキャンしてしまうわけではなく、1回1回ボタンを押してスキャンをしていただく仕様になっています。また、万一誤ってスキャンをしてしまった場合は、端末上でそのスキャンデータを削除することも可能です」

と、意図しないスキャンへの対策も行っていると説明した。