人気のゲーム機「プレイステーション5(PS5)」向けの「次世代VR(バーチャルリアリティ)システム」が近い将来、登場する見込みだ。ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2021年2月24日に発表した。

2016年には、PS4用の「プレイステーションVR(PS VR)」を発売している。新型VRシステムに期待は高まるが、人気が出れば出るほど「転売ヤー」のあくどい商売がはびこるのでは、と今からウンザリ気味の向きも。

1年以上も高額で

今回発表された「次世代VRシステム」は、PS5へ接続して使うヘッドセット(頭部に装着する機器)だ。16年に発売されたPS VRもプレーヤーの頭部に装着し、PS4本体に接続することで遊べる機器だった。視界にはゲームの映像が広がり、頭を動かした方向に応じて、視界の映像も変化する。360度どこを見回してもゲームの世界が映し出され、実際にその場にいるかのような没入感が得られるものだ。次世代システムは、「これまで以上の没入感」だという。

まだ開発の途中で、発売は2022年以降。インターネット掲示板やツイッターでは「どうせまた転売屋が買い占める」「絶対転売で買えない」と、転売の横行を心配する声がすでに出ている。

実はPS VRも「発売当初は転売がひどかった」と振り返るユーザーがいる。品薄や高額での転売がしばらく続いた。

PS VRの場合、VRのプレーに必要な「プレイステーション カメラ」が同梱されたバージョンの希望小売価格は、税込で5万3978円だった。

ECサイト「アマゾン」の商品価格の推移を確認できる非公式ツール「Keepa」によると、この同梱版の新品は、発売日の2016年10月13日前後には7万5800円で転売されていた。その後の価格変動を見ていくと、価格が安定して5万4000円を下回るようになったのは17年12月末からだった。